こんにちはマルです!
最近アメリカの高金利政策が目立ちますが、それに影響される
一時払終身保険は今検討するのはアリなのでしょうか?
2022年版ということで私の考えと方向性をご紹介したいと思います。
ではいきましょう!
一時払終身保険とは?
まず一時払い終身保険とはどんなものなのなんでしょうか?
ざっくり言いますと、保険料を毎月とかでなくて一括で支払いをする一生涯の死亡保障です。
もちろん更新型ではなく、保障は終わることはありませんので安心して持っていただける
保険だと思います。
デメリットは一生分の保障を一気に支払うので保険料は高額になります。
最低でも100万円以上は必要になります。
一時払い終身保険にも各商品に特徴があって今回はタイプを2つご紹介します。
生存給付金タイプ
まず1つ目が生存給付金タイプ。
死亡保障額は入金した額と同じ額なんですが、生きていれば毎年本人が利息をもらえるタイプです。
死亡保障を一生涯確保しながら、自分が生きている限りは自分にも毎年おこづかいが
もらえるというwinwinな保険です。
死亡保障重視タイプ
もう一つのタイプは毎年のおこづかいはもらえませんが、死亡保障が入金した額より
大きく保障がついてくるタイプです。
安い保険料で一生の保障を確保したいという方におすすめです。
ちなみにこちらは契約から時間がたてばたつほど解約した時の金が増えていくんですね。
ですので、死亡保障に備えながらタイミングがあえば解約して
自分のために使うこともできます。
一時払い終身保険の説明はこれくらいにしまして、この商品は加入するタイミングに
よって利率が違ってくるんですね。
一時払終身保険に今加入するべきか?
では本題に入ります。最近の一時払終身保険はどうなんでしょうか?
結論としては前よりはいいと思います。
ちなみにここでいう一時払いは外貨建てをさします。
日本円の商品は残念な感じになってるので。
前回ご紹介した時の利率と為替を調べてみました。
一例として住友生命のJロードグローバルⅡという商品で比べてみます。
前回の動画をアップした2020年11月時点では為替は1ドル105.26円でした。
今と比較すると円高なんですが、実質的な利回りが1%きってたんですね。
そして、現在はどうなのかといいますと、為替は5月2日時点で130.6円で
円安になっていますが、実質利回りが2%を余裕で超えています。
円安なので日本円で買えるドルの数は少なくなりますが、その分
利回りが以前より2倍以上になったということですね。
この利率が銀行の定期預金みたいに数年間とかではなく、短いもので10年間
長いもので一生涯約束された利率でまわるので投資でお金を
増やすのがどうしても無理な人はこういった方法も悪くはないのかと思います。
実際の解約返戻率などは設計書に記載されていますので、気になる方は保険会社や
銀行、保険代理店などに問い合わせてみてください。
為替について
一時払終身保険に加入にあたって気になるのが為替ですよね。
自分がドルを購入する時はできるだけ円高のときに買いたいというのが
本音ですよね。
今円安だし、もう少し待とうかなぁと思われる方もいらっしゃるかも
しれませんが、私の考えはこちら。
為替と利率のいいとこ取りはできない
為替と利率の両方は無理なんですよ。
今なんで円安になっているのかと
いいますと、原因は一つではないですが一つの要因としてアメリカの金利が
日本よりいいからというのがあります。
逆に今よりアメリカの金利が下がると、円高になる可能性が高くなります。
ということは為替は円高で買いやすくて、利率は高い時なんていうことは
なかなかないと思います。
ですので利率が高いからこそ円安になるんだと割り切ることも
必要じゃないかなぁと思います。
最後にドル建て一時払終身保険の注意点をご紹介します。
ドル建て一時払終身保険の注意点
前回もご紹介しましたが、為替のリスク、解約する時のレートによっては
損をする可能性があります。2つ目は市場価格調整、解約時の市場金利に
よって解約返戻金が増減します。3つ目は解約控除。一般的に10年以内に
解約する場合はコストがかかります。
このような様々なリスクがありますので、投資と同様に加入の際は慎重に検討しましょう。
まとめ
円安が進んでいるとはいえ、この利率が長期間続く一時払い終身保険は
最近は魅力的だなぁと思いました。
とはいえ、リスクもありますので加入の際は無理のない範囲ではじめましょう。
今日はこのへんで!バイバイキーン!