こんにちはマルです!
突然ですけど、最近物の値段すごく上がってませんか?
小麦粉、肉、電気代とかあげればキリがないくらいなんですけど、
ここまで値上げが激しいと生活にも影響が出てくるのはではないでしょうか?
そこで今回はこの物価高がどういった原因で起きているのかと、
今後どう対策するのかをご紹介していきたいと思います。
それではどうぞ!
インフレは悪ではない
本題に入る前に1つお伝えしたいことがありまして、
そもそもインフレ自体は悪ではないということです。
もともと2013年から日本銀行は年2%物価を上昇させましょうといって
マイナス金利とかいろんな政策をやってきたんですね。
でも結局物価は上がらなくてデフレが続いていました。
そして最近になってインフレリスクが叫ばれてきたんですが、
今回はインフレの理由がまずかったというところが問題になります。
いいインフレっていうのはものが
売れる→売れたから従業員の給料をあげる→上がった給料でまたものを買う
このようないい循環でインフレが進むならば本来の目的達成となるわけです。
一般的に経済的に成長している国というのはインフレが続いています。
デフレを続けながら経済成長して絶好調ですって国は聞いたことが私はないです。
しかし、今回はコストプッシュ型という良くないインフレです。
どういうことかといいますと、
仕入れのコストが上がってるからその分価格に上乗せしますよ。
でも従業員の給料はそのままね!
という、ただ物が高くなるだけで誰も得しないケースです。
私は誰トクインフレと勝手に命名しました(笑)
一部の大企業は給料のベースアップをしているようですが、
物価に追いつくくらいのベースアップは難しいと思います。
インフレが進むとその分買えるものも少なくなりますし、
今持っている日本円の資産の価値も減っていくということになります。
デフレも困りますけど、インフレも困ったものです。
なぜインフレになったのか?
では物価はなぜ今になって上がっているのかを簡単に説明しますと
現時点では大きく2つの要因があると思います。
エネルギー価格の上昇
まず1つ目はエネルギー価格の上昇。これは私は個人ではどうしようも
ないと思っています。
日常生活で車使ってる人がガソリン高いから車乗りませんってできない
じゃないですか?
車買い換えるタイミングで燃費のいい車を選ぶくらいしか出てこないです。
円安
で、もうひとつの原因が円安ですよね。円安というのは外国通貨に対して円の
価値が下がっているということになるんですけども、なぜ最近円安になるのかと
言いますと大きい理由の一つとしてアメリカと日本の金利差です。
アメリカはどんどん金利あげるよーって言ってるのに一方日本では金利を
あげない方向ですすめています。そうなると持っていればどんどん利息を
つけてくれるドルのほうが人気になるのは当然ですよね。
そして一方的な円安に日銀も特に何も言わないので国は円安を容認している
というふうにとられられ、余計に円安が進むんですね。
日本も金利を上げるのか?
じゃあ日本も金利上げればいいじゃない!簡単って私も思ってたんですけど、
日本金利をあげると国債の支払いが半端なくあがってそれはそれで日本として
苦しいのでそれもできない。ただ苦しむだけといった状態です。
そこでどう対策すればいいのかというところが大事になってきます。
今までの話をまとめますと、日本の金利はあげる予定もなく、ものの
値段が上がっていく。給料は変わらない。一方でアメリカは金利上昇中で
株価も年単位で見ると調子がいい。
我が家が出した結論としては
【米ドル外貨と外国株式の投資信託を買う】ということです。
正確に言うともう買ってるのでこれ以上対策できないんですけどね。
外貨は怖いのか?
ここで米ドル買うって話をするとかならず出てくるのが、
「えー外貨って怖くないですかぁ?」という反応ですね。
個人的には「え?逆に日本で働いて日本円にフルベットって
すごいギャンブラーですね」と言いたいです。
まだ日本が昔のように鎖国して食べ物も自給自足で米と野菜栽培して
川で魚とってますとかなら日本円だけでいいんです。
外貨が関係する要素がないので。
しかし今どうです?私たちがたべる食物の大半は海外から輸入して
iPhone使って、Google使ってますよね。
めちゃめちゃ為替やアメリカ経済に影響のあるものばっかり使ってますよね?
結局外貨と関わらない生活なんて日本では不可能です。
ですので、日本以外の外貨も買っておいて、円安の際には自分の
資産も増える外貨を持っておくことをおすすめします。
私は毎月の貯蓄の2割くらいを米ドルで積立しています。
個人年金控除も使える外貨建ての個人年金で積立をしています。
個人年金の動画もよかったらご覧ください。
個人年金以外の方法
個人年金じゃなくても銀行とかで外貨積立サービスとかで毎月少しずつ外貨を
買い付けしていくサービスもあるのでどの方法でもいいと思います。
あとは、外国株式を買うというところですね。
これは日本では結局悪いインフレで経済成長がやりづらいならば、
他の経済成長をしている国に投資しませんかということです。
自分で外国株式の銘柄を選ぶ必要はなくて、投資信託1種類
買えば世界中の株式やアメリカ全部の株をうまいこと買ってくれるものもあります。
これは積立NISAで少額から始められるのでぜひ検討してみてください。
積立NISAの動画は毎月運用成績をアップしていますのでよかったらそちらもご覧ください。
まとめ
このままだとしばらくインフレは続きます。
自分の資産が目減りしないように資産の引っ越しを検討してみてください。
米ドルや世界株式のインデックス投信を買うなどいろいろあります。
今日はこのへんで。バイバイキーン!