こんにちは!マルです!
変額保険って聞いたことありますか?
お金が貯まる保険なんですが、この保険で貯蓄をするのは
ありなのでしょうか?
FP資格を持つマルが解説していきます。
結論:貯蓄としてはおすすめしない
先に結論からですね。
そもそも貯蓄のみの目的なら変額保険なんて頼らずに普通に
積立NISAすればいいと思います、ハイ。
私も実際に変額保険には加入していません。
もう少し詳しく解説していきましょう。
変額保険とは?
まず変額保険とはどういった保険なんでしょうか?
すごーくざっくり言うと、
「死亡保障を持ちながら投資信託で運用もできる保険」
というところですかね。
死亡保障は運用に失敗してもある程度保障金額は守られます。
ある程度と言ったのは保険会社の商品によって内容が異なるからです。
ただし、保険を解約して戻ってくる解約返戻金は運用成績次第なので
場合によっては払った額より少なくなって返ってくる可能性もあります。
ただ、最近の運用実績を見ていると運用利回り10%とかで回っている
ものもあるみたいですね。
変額保険はどの保険会社が扱っているのか?
各社特徴はあるようですが、私が調べた限りでは現在変額保険を
販売しているのは下記の保険会社です。
・アクサ生命
・ソニー生命
・メットライフ生命
・東京海上日動あんしん生命
・マニュライフ生命
他にもあるかもしれませんが、アクサ生命とソニー生命が有名です。
変額保険の注意点
ではなぜ変額保険で貯蓄をするのはおすすめできないのか?
簡単に言うと、理由は2つ。
①死亡保障に余計なお金取られてる
死亡保障がついてくるというのはその分そっちのほうに
お金が取られているということです。
どれくらい取られているかは非公表ですが、保険料の20%くらいは
あると思います。
ということは払った保険料が全額運用に回るわけではないということです。
死亡保障も欲しかったと言う方ならまだわかりますが、死亡保障が
不要の方には変額保険で貯蓄をする意味が全くわからないです。
その他にも保険会社が経営していくにあたってのお金なども取られています。
②解約控除がある
これは保険独特のペナルティなんですが、どれだけ変額保険で運用がうまくいっても
契約から10年以内に解約した場合はペナルティで解約返戻金からお金が引かれるという
ルールです。
積立NISAなら初年度にプラスになることもありますが、変額保険の場合はこの
解約控除により10年間はプラスになることは難しいことになります。
変額保険の代わりにどうすればいいか?
「じゃあ一体どうしたらいいんだよ!」となりますが、私だったら
今ならこうします。
変額保険に入らず、運用は積立NISAで行う。
死亡保障に関しては掛け捨てに入るか一時払で一気に払ってします。
要するに運用は保険で行わず、保障と運用は分けて考えると
思います。
変額保険の特別勘定(ファンドと思ってもらったらいいです)の
信託報酬手数料って高いんですよ。
それだったら年0.2%くらいで管理してくれる積立NISAの
全世界株式インデックスで回したほうがいいと思います。
掛け捨ての保険についてはこちらのYouTubeで解説しています。
一時払についてはまた今度詳しく解説したいと思いますが、YouTubeでこんな
動画作ってます。
まとめ
・変額保険で貯蓄は考えるべきではない
・運用するなら積立NISA
・死亡保障が欲しいなら別の保険で持つほうがいい
今日はこのへんで!バイバイキーン!